SSブログ

Hyatt Regency Yogyakarta [ボロブドゥール]

 シンガポールから2時間程のフライトでソロ空港に到着。モスリムの帰省客で大混雑しており、ターンテーブルが1個しかない狭~い到着ホールもモスリムの帰省客と大きな荷物とお土産の山でごった返していました。数年前より日本人もインドネシア入国時ビザを取得しなくてはならなくなったので、US$25を支払いVISAを取得。他の外貨でも支払可能でした。写真は不要。
 初めてのソロ空港。到着ホールは狭いけれど、思ったよりキレイ~[ぴかぴか(新しい)]これから拡張して、どんどんキレイになっていくそうです。エアポートタクシーのカウンターは空港出口すぐにありペナンと同様に事前にチケットを買って乗車する制度らしいのですが、今回はハリラヤで大幅にタクシー量が減るのではと思い旅行会社に送迎の依頼をしておきました。ちょっと高いけど仕方ないかぁ。

DSC00625[1].JPG
ソロの高い技術を持ったバティックはユネスコの無形遺産に登録されているだけあり、空港名下にCity of Batikと表記するほど大々的にアピール。素敵なバティックに出会えるのではないかと思うと期待しちゃいます。

 空港からジョグジャカルタに向かう道路は帰省客のバイクでい~っぱい。遠路はるばる家族4人で一つのバイクに乗って帰省先に向かっていたり、お土産のお米を担いでいたりと街は新年に向けての活気に満ちています。市内に近づいてくると自動車渋滞もひどい。とは言え1時半間程のドライブで[ホテル]到着することができマシタ。

DSC00922[1].JPGDSC00701[1].JPG

降車するなり、美人がジャスミンの花輪を持ってお出迎え。今回は、ちょっと贅沢にリージェンシー・クラブに泊まるので1階フロントではなく別フロアーでチェックイン[るんるん]

DSC00632[1].JPG

なぜかジョグジャのホテルはどこも、えっ、大丈夫~?と思うような破格のお値段だったので、今回クラブルームにしちゃいまいマシタ。多分、インドネシア以外ではありえないでしょう。専用ラウンジでは常時、飲み物やスナック類が用意され、夕方からは[バー]お酒や軽食のサービス、朝はコンチネンタル・ブレクファストも用意されています。今日は、ここでゆっくり[喫茶店]お茶でもしながら、明日に備えて体調万全にしておこうと思っていた矢先~[あせあせ(飛び散る汗)]

クラブルームからもお部屋の窓からも[ゴルフ]ゴルフコースが見渡せるで、ダンナはソワソワし出して、もぅ~居ても立っても居られない様子。ゆっくり[喫茶店]お茶するワタクシを置きざりにして、一人[位置情報]コースに向かうのデシタ。

DSC00634[1].JPGDSC00639[1].JPG

 Hyatt Regency Yogyakarta
 Jalan. Palagan Tentara Pelajar
 Tel: 0274-869-588
 URL http://www.yogyakarta.regency.hyatt.com

お部屋はこんな感じです


ラーマーヤナの夕べ [ボロブドゥール]

 ジョグジャ到着早々、早速[ゴルフ]をしてきたダンナはご満悦な様子[わーい(嬉しい顔)]
 この後はホテルの人おすすめのプールサイドでのディナー・ショーに行くことにしました。毎週土曜日のみインド叙情詩ラーマーヤナ舞踊ショーが生演奏とともにあるそうです[るんるん]一人たった¥2,000弱なんてお得~。インドネシア情緒たっぷりのガムランの生演奏も聞けるのかと思うとワクワクワク・・・[揺れるハート]

DSC00642[1].JPG
ビュッフェ形式のインドネシア料理はマレーシアでもおなじみのサテーやミー・ゴレン、ニョニャ・クエなどがあります。と~ってもお美味しかったのですが、外国人向けなのかお上品に辛さ控え目。。。

DSC00651[1].JPG

 ラーマーヤナの劇が始まりました。ガムランの演奏がインドネシアンなムードを盛り上げます[るんるん]

DSC00650[1].JPG

とってもエキゾチック。舞台中央のとてもいい席だったので臨場感たっぷりです。役者さんが近いっ[exclamation]



ラーマーヤナ物語の代表的なエピソード、ラーマ王子の奥さんが悪魔に連れ去られ奪い返すまでの物語。1時間半程に凝縮されています。

DSC00674_舞踊.jpg

バティックのに身を包んだきらびやかな衣裳がとても美しい~[ぴかぴか(新しい)]

DSC00679[1].JPG

女の人の手の動きがしなやかで、なんだか妖艶。

DSC00684[2].JPG

 舞台が始まると食べることも忘れて、うっとり見とれてしまった1時間半でした。最後に役者さんたちと一緒にハイ、チーズ[カメラ]



世界遺産 ボロブドゥール寺院 [ボロブドゥール]

 かねてから訪れてみたかったインドネシアの仏教遺跡ボロブドゥール寺院。朝食をゆっくりとった後は事前に予約しておいた専用車で行く日本語ガイドによるオプショナルツアーで出発~!

 ジョグジャ市内から40km程のドライブ。だんだん近づいてくると、2年前のムラピ山噴火の溶岩や火山灰が残っていました。

DSC00702[1].JPG

この溶岩は石屋さんが石像を作るのに使われるそうです。2年前の噴火は何十年に一回の大噴火だったそうですが、通常は3~4年に1回、小規模な噴火があるそう。

 まずはボロブドゥール寺院の門前に位置するムンドゥッ寺院へ。

DSC00704[1].JPG

なめらかな曲線の美しい仏像が寺院内にあり、座禅ではなく台座に座っているのが新鮮。

DSC00707[1].JPG

寺を覆う外壁には細かな石造りのレリーフがあり、イソップ童話さながら、動物を題材にした寓話が描かれていて1,000年の時空を隔てても、こういうった道徳観は今も変わらないんだなと思うとおもしろい。

DSC00706[1].JPG

 そして次はいよいよボロブドゥールへ[揺れるハート][揺れるハート][揺れるハート]
 敷地内に入ると、こ~んな立派なレセプションがあり、ココで全員サロンをもらって腰に巻きます。

DSC00716[1].JPG

この後、広くてきれいな映写室に案内されダンナと二人っきりの貸切状態で日本語版観光案内ビデオを鑑賞[映画]

DSC00713[1].JPG
出演者の服装や髪形が数十年前に撮影したんだなって感じですが…[たらーっ(汗)]寺院見学前にわかりやすい解説を見ることができてよかったです。

 そして、ボロブドゥールヘ[exclamation×2]壮大な仏教寺院。

DSC00724[1].JPG

1200年前に建造されたと言われる仏教寺院ボロブドゥール。今だ詳しい歴史的背景などわかっていないことが多いようです。シンガポールを統治したラッフルズ卿が、ジャワ島の原生林に巨大な仏教遺跡が1000年もの間眠っているという伝説を読み遺跡発掘を試みたら出てきたぁ~という、なんともロマンあるもの。深いジャングルに覆われていたとか、火山灰に埋もれていたため劣化を免れることができたとか、いろいろあるようですが、その後インドネシアを統治したオランダによって大規模な修復が行われ、20世紀に入り世界遺産に認定されたそうです。

DSC00777[1].JPG

2年前の噴火直後は火山灰に埋もれて一段目までしか登れなかったそうですが、今は大掛かりな清掃と修復で、ほとんどの場所を拝観できるようになりました。

DSC00728[1].JPGDSC00731[1].JPG










お釈迦様の物語がレリーフとなって綴られています。このお話しを見ながらグルグル周っているうちに登頂。

DSC00751[1].JPG

ボロブドゥールの頂は鐘楼がいっぱい立ち並ぶ独特な空間。鐘楼の中には仏像が安置されています。

DSC00744[1].JPG
 
 ここの仏像は、どことなく日本の大乗仏教の仏像の形によく似ている気がするのですが…インド・ガンダーラ方面ではなく中国から伝わってきたのかしら?丸みを帯びたフォルムが質素な中に気品と優雅さを感じます。

DSC00775[1].JPG

 インドネシアって元々ヒンズー教が一般的で、その後16世紀頃からイスラム勢力に支配されましたが、1200年前にこれだけ大規模な仏教遺跡を作るのは莫大な時間と費用を要したはず。よっぽど強大な王国であったに違いありません。なのに一瞬にして密林と土砂に消されてしまい1000年もの間、人々から忘れ去られていたというのは、どういうことなんでしょう?建造直後に大噴火とかの天災があって都が壊滅してしまったのでしょうか?あと、このお寺は何に使うものだったのでしょう?お墓それとも富の象徴?ピラミッド以上にミステリアスです。

DSC00781[1].JPG

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。