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アマンジヲで昼食を~☆ [ボロブドゥール]

 大感動の仏教遺跡ボロブドゥールでしたが、文章と[カメラ]で、この素晴らしさを十分にお伝えできないのが残念です。 
 さて、観光後はアマンジヲにて昼食を[黒ハート]ツアー予約の際、事前にリクエストしておきました。
 アマンジヲと言えばエイドリアン・ゼッカー氏率いる世界名だたる超~高級リゾートホテル、アマンリゾーツの一つ。エド・タートルが手がけたアマン建築の中でも世界の旅行雑誌などに高く評価されています。以前、ぺにゃんさん!からいただいたCrea Traveller『アマンリゾーツのすべて』は我が家本棚の完全保存版となっており繰り返し読んでいるものの、宿泊はあまりに分不相応[あせあせ(飛び散る汗)]…なので、ランチくらいなら、まっいいか~(?!)、と今回生れて初めてアマンへ足を踏み入れたのでした[るんるん]

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セキュリティーも厳重で、事前予約の上、招待状が無いと入れません[あせあせ(飛び散る汗)]

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ボロブドゥール寺院のストゥーパを模した白亜の石造りの建物はインドネシアの熱帯雨林と上手く融合し荘厳な佇まい。そういえばランカウイのダタイもゼッカー氏が監修したそうですが、ありのままの自然をうまくとりいれながら近代建築と巧みにマッチさせる技術は本当にお見事。

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 今日はココでランチです。アマンジヲのレストラン[わーい(嬉しい顔)]

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お姫さま気分[リボン][カバン][るんるん]オープンエアのレストランからは熱帯雨林に囲まれたボロブドゥール寺院を一望できます。素晴らしい眺望。

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セットランチメニューはインドネシア料理と西洋料理の2種類から選べます。迷わずインドネシア料理のセレクションにした後、アマンジヲ内をココぞとばかりに散策。敷地内では上質なカジュアル・リゾート服に身を包んだ欧米人家族たちが堂々とそして優雅に過ごしていて、まるで貴族的な世界[ぴかぴか(新しい)]ココに住まう人たちは、どうやら不況とは無関係のよう。プールサイドも素敵[ぴかぴか(新しい)]

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全室スイートのヴィラはプライベート感たっぷり。室内もきっと素敵なんだろうなぁ。

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そうこうしているうちにお料理がやってまいりました。着席~[いす]
(前菜)
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アマンは料理が美味しいと聞いていましたが、見た目も美しく上品なインドネシア料理。こんなの初めてです。美味しい~[揺れるハート]こちらも外国人向けなのか辛さ控え目。
(メインコース)
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(デザート)






アマンジヲは高台にあるからなのかペナンより涼しく感じました。食事中は控え目なガムランの生演奏が響き渡り、そよ風とともになんとも心地よ~ぃ。

 そう言えばペナンヒルにもアマン・クレイグができるとやら2年位前に新聞で読みましたが、う~ん、ワタクシには高嶺の花だゎ~[かわいい]
 すっかり「アマン・マジック」の虜になってしまったボロブドゥールでの心に残る昼下がりでした。

世界遺産 ボロブドゥール寺院 [ボロブドゥール]

 かねてから訪れてみたかったインドネシアの仏教遺跡ボロブドゥール寺院。朝食をゆっくりとった後は事前に予約しておいた専用車で行く日本語ガイドによるオプショナルツアーで出発~!

 ジョグジャ市内から40km程のドライブ。だんだん近づいてくると、2年前のムラピ山噴火の溶岩や火山灰が残っていました。

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この溶岩は石屋さんが石像を作るのに使われるそうです。2年前の噴火は何十年に一回の大噴火だったそうですが、通常は3~4年に1回、小規模な噴火があるそう。

 まずはボロブドゥール寺院の門前に位置するムンドゥッ寺院へ。

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なめらかな曲線の美しい仏像が寺院内にあり、座禅ではなく台座に座っているのが新鮮。

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寺を覆う外壁には細かな石造りのレリーフがあり、イソップ童話さながら、動物を題材にした寓話が描かれていて1,000年の時空を隔てても、こういうった道徳観は今も変わらないんだなと思うとおもしろい。

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 そして次はいよいよボロブドゥールへ[揺れるハート][揺れるハート][揺れるハート]
 敷地内に入ると、こ~んな立派なレセプションがあり、ココで全員サロンをもらって腰に巻きます。

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この後、広くてきれいな映写室に案内されダンナと二人っきりの貸切状態で日本語版観光案内ビデオを鑑賞[映画]

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出演者の服装や髪形が数十年前に撮影したんだなって感じですが…[たらーっ(汗)]寺院見学前にわかりやすい解説を見ることができてよかったです。

 そして、ボロブドゥールヘ[exclamation×2]壮大な仏教寺院。

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1200年前に建造されたと言われる仏教寺院ボロブドゥール。今だ詳しい歴史的背景などわかっていないことが多いようです。シンガポールを統治したラッフルズ卿が、ジャワ島の原生林に巨大な仏教遺跡が1000年もの間眠っているという伝説を読み遺跡発掘を試みたら出てきたぁ~という、なんともロマンあるもの。深いジャングルに覆われていたとか、火山灰に埋もれていたため劣化を免れることができたとか、いろいろあるようですが、その後インドネシアを統治したオランダによって大規模な修復が行われ、20世紀に入り世界遺産に認定されたそうです。

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2年前の噴火直後は火山灰に埋もれて一段目までしか登れなかったそうですが、今は大掛かりな清掃と修復で、ほとんどの場所を拝観できるようになりました。

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お釈迦様の物語がレリーフとなって綴られています。このお話しを見ながらグルグル周っているうちに登頂。

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ボロブドゥールの頂は鐘楼がいっぱい立ち並ぶ独特な空間。鐘楼の中には仏像が安置されています。

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 ここの仏像は、どことなく日本の大乗仏教の仏像の形によく似ている気がするのですが…インド・ガンダーラ方面ではなく中国から伝わってきたのかしら?丸みを帯びたフォルムが質素な中に気品と優雅さを感じます。

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 インドネシアって元々ヒンズー教が一般的で、その後16世紀頃からイスラム勢力に支配されましたが、1200年前にこれだけ大規模な仏教遺跡を作るのは莫大な時間と費用を要したはず。よっぽど強大な王国であったに違いありません。なのに一瞬にして密林と土砂に消されてしまい1000年もの間、人々から忘れ去られていたというのは、どういうことなんでしょう?建造直後に大噴火とかの天災があって都が壊滅してしまったのでしょうか?あと、このお寺は何に使うものだったのでしょう?お墓それとも富の象徴?ピラミッド以上にミステリアスです。

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