世界遺産 ボロブドゥール寺院 [ボロブドゥール]
かねてから訪れてみたかったインドネシアの仏教遺跡ボロブドゥール寺院。朝食をゆっくりとった後は事前に予約しておいた専用車で行く日本語ガイドによるオプショナルツアーで出発~!
ジョグジャ市内から40km程のドライブ。だんだん近づいてくると、2年前のムラピ山噴火の溶岩や火山灰が残っていました。
この溶岩は石屋さんが石像を作るのに使われるそうです。2年前の噴火は何十年に一回の大噴火だったそうですが、通常は3~4年に1回、小規模な噴火があるそう。
まずはボロブドゥール寺院の門前に位置するムンドゥッ寺院へ。
なめらかな曲線の美しい仏像が寺院内にあり、座禅ではなく台座に座っているのが新鮮。
寺を覆う外壁には細かな石造りのレリーフがあり、イソップ童話さながら、動物を題材にした寓話が描かれていて1,000年の時空を隔てても、こういうった道徳観は今も変わらないんだなと思うとおもしろい。
そして次はいよいよボロブドゥールへ
敷地内に入ると、こ~んな立派なレセプションがあり、ココで全員サロンをもらって腰に巻きます。
この後、広くてきれいな映写室に案内されダンナと二人っきりの貸切状態で日本語版観光案内ビデオを鑑賞
出演者の服装や髪形が数十年前に撮影したんだなって感じですが…寺院見学前にわかりやすい解説を見ることができてよかったです。
そして、ボロブドゥールヘ壮大な仏教寺院。
1200年前に建造されたと言われる仏教寺院ボロブドゥール。今だ詳しい歴史的背景などわかっていないことが多いようです。シンガポールを統治したラッフルズ卿が、ジャワ島の原生林に巨大な仏教遺跡が1000年もの間眠っているという伝説を読み遺跡発掘を試みたら出てきたぁ~という、なんともロマンあるもの。深いジャングルに覆われていたとか、火山灰に埋もれていたため劣化を免れることができたとか、いろいろあるようですが、その後インドネシアを統治したオランダによって大規模な修復が行われ、20世紀に入り世界遺産に認定されたそうです。
2年前の噴火直後は火山灰に埋もれて一段目までしか登れなかったそうですが、今は大掛かりな清掃と修復で、ほとんどの場所を拝観できるようになりました。
お釈迦様の物語がレリーフとなって綴られています。このお話しを見ながらグルグル周っているうちに登頂。
ボロブドゥールの頂は鐘楼がいっぱい立ち並ぶ独特な空間。鐘楼の中には仏像が安置されています。
ここの仏像は、どことなく日本の大乗仏教の仏像の形によく似ている気がするのですが…インド・ガンダーラ方面ではなく中国から伝わってきたのかしら?丸みを帯びたフォルムが質素な中に気品と優雅さを感じます。
インドネシアって元々ヒンズー教が一般的で、その後16世紀頃からイスラム勢力に支配されましたが、1200年前にこれだけ大規模な仏教遺跡を作るのは莫大な時間と費用を要したはず。よっぽど強大な王国であったに違いありません。なのに一瞬にして密林と土砂に消されてしまい1000年もの間、人々から忘れ去られていたというのは、どういうことなんでしょう?建造直後に大噴火とかの天災があって都が壊滅してしまったのでしょうか?あと、このお寺は何に使うものだったのでしょう?お墓それとも富の象徴?ピラミッド以上にミステリアスです。
ジョグジャ市内から40km程のドライブ。だんだん近づいてくると、2年前のムラピ山噴火の溶岩や火山灰が残っていました。
この溶岩は石屋さんが石像を作るのに使われるそうです。2年前の噴火は何十年に一回の大噴火だったそうですが、通常は3~4年に1回、小規模な噴火があるそう。
まずはボロブドゥール寺院の門前に位置するムンドゥッ寺院へ。
なめらかな曲線の美しい仏像が寺院内にあり、座禅ではなく台座に座っているのが新鮮。
寺を覆う外壁には細かな石造りのレリーフがあり、イソップ童話さながら、動物を題材にした寓話が描かれていて1,000年の時空を隔てても、こういうった道徳観は今も変わらないんだなと思うとおもしろい。
そして次はいよいよボロブドゥールへ
敷地内に入ると、こ~んな立派なレセプションがあり、ココで全員サロンをもらって腰に巻きます。
この後、広くてきれいな映写室に案内されダンナと二人っきりの貸切状態で日本語版観光案内ビデオを鑑賞
出演者の服装や髪形が数十年前に撮影したんだなって感じですが…寺院見学前にわかりやすい解説を見ることができてよかったです。
そして、ボロブドゥールヘ壮大な仏教寺院。
1200年前に建造されたと言われる仏教寺院ボロブドゥール。今だ詳しい歴史的背景などわかっていないことが多いようです。シンガポールを統治したラッフルズ卿が、ジャワ島の原生林に巨大な仏教遺跡が1000年もの間眠っているという伝説を読み遺跡発掘を試みたら出てきたぁ~という、なんともロマンあるもの。深いジャングルに覆われていたとか、火山灰に埋もれていたため劣化を免れることができたとか、いろいろあるようですが、その後インドネシアを統治したオランダによって大規模な修復が行われ、20世紀に入り世界遺産に認定されたそうです。
2年前の噴火直後は火山灰に埋もれて一段目までしか登れなかったそうですが、今は大掛かりな清掃と修復で、ほとんどの場所を拝観できるようになりました。
お釈迦様の物語がレリーフとなって綴られています。このお話しを見ながらグルグル周っているうちに登頂。
ボロブドゥールの頂は鐘楼がいっぱい立ち並ぶ独特な空間。鐘楼の中には仏像が安置されています。
ここの仏像は、どことなく日本の大乗仏教の仏像の形によく似ている気がするのですが…インド・ガンダーラ方面ではなく中国から伝わってきたのかしら?丸みを帯びたフォルムが質素な中に気品と優雅さを感じます。
インドネシアって元々ヒンズー教が一般的で、その後16世紀頃からイスラム勢力に支配されましたが、1200年前にこれだけ大規模な仏教遺跡を作るのは莫大な時間と費用を要したはず。よっぽど強大な王国であったに違いありません。なのに一瞬にして密林と土砂に消されてしまい1000年もの間、人々から忘れ去られていたというのは、どういうことなんでしょう?建造直後に大噴火とかの天災があって都が壊滅してしまったのでしょうか?あと、このお寺は何に使うものだったのでしょう?お墓それとも富の象徴?ピラミッド以上にミステリアスです。
2012-08-19 18:05
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