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チャリティーに向けて施設めぐり 3 [アクティビティ]

 今日はペナン島西南部にある福祉施設の訪問へ[車(セダン)]ペナンヒル方面から南下していくと、驚くほど自然豊かな景色となり、南国の木々が鬱蒼とした山道となってきます[リゾート]かなり坂道がキツイのでギアを二速にしないと大変な山越えですが、道路が新しくキレイで他に走ってる[車(RV)]も無いので走りやすい[ダッシュ(走り出すさま)]

 カンポン・ハウスが所々にあり、ペナンではなくマレーシア奥地の田舎町に旅に来たかのよう。今日の訪問先ACSという障害者自立支援施設はペナン島南西部のBalik Pulauという地域にありました。

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 とても明るい雰囲気の施設。こちらは宿泊施設を設けておらず、皆[バス]を乗り継いだりして通いで来ているそうです。

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STEPPING STONE WORK CENTRE
53 Jalan Baru, Mk I Pulau Betong
Balik Pulau 11000 Penang
Tel: 04-866-5349 Fax: 04-866-5887
URL http://www.asiacommunityservice.org






 ここでは、マレーシアの伝統工芸であるバティックの制作や、陶芸、機織などの職業訓練をしています。
東レなどの日系企業から機織用糸の提供もたくさんいただいているそう。

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この工房で作られた作品は、売店で販売しています。

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バティックや額に入った絵が斬新でとても素敵[ぴかぴか(新しい)]

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私もバティックのブックマークをたくさん買っちゃいました。

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これらの作品は毎月第4日曜日にペナン・ロードで行われるサンデー・マーケットでも販売しているそうです。

 別棟にあるIl Home。障害者が一人で生活するための自立訓練施設。

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普通の[家]のリビングやキッチン、寝室があり、ここに泊まりながら自分の身の回りのことを自分でする訓練をする場所。

 見学終了時にちょうどティータイムの時間に重なり、ホーム中央のキャンティーンでは、お誕生祝いをしていました。

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遠くから見ていると、施設の人たちが笑顔で[バースデー]誕生ケーキのおすそ分けを持ってきてくださいました。飾らない心のこもったおもてなしがとても嬉しかった。ココの施設で職業訓練している人たちは、どの人も表情が明るく活き活きとしているのが何より印象的でした。

 たくさんの日系企業からも支援をいただいている施設だそうで、ジェトロなどの政府系機関を通して日本人会や大使なども訪れているそうです。また日本人学校の生徒さんも授業の一環として施設訪問をし一緒に作業を行ったりするそう。

 そして、帰路の途中、同系列の福祉施設で、障害児の初期教育をしている施設も訪問してみました。

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FIRST STEP INTERVENTION CENTRE
227 Jalan Pemancar, Gelugor
11700 Penang
Tel: 04-658-5396 Fax: 04-659-3780







幼児が子供用プールで楽しそうに遊んでいます。建物の中には、まるで幼稚園のような幼児向けの遊具や教材があり、きれいに整理整頓されていてます。

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 高級住宅街にあるこの[家]一軒家は、ある方の寄付で提供されているそう。とてもキレイで大きなおうちでした。そして、この施設でも幼児たちが生き生きと無邪気に遊んでいます。

 どこの施設を訪れても、職員の人たちが歓待してくださるのも印象的でした。寄付金贈呈はあっても、わざわざ時間を作って施設を訪問して視察することが少ないからだそうです。

 このように、3日連続、福祉施設を訪れてみて、チャリティーへの心構えが全く変わりました。一覧表で施設の名前と事業内容を見るのと、実際に足を運んで自分の目で見てみるのでは全然違います。婦人会で役員をしていなかったら、おそらくこのような経験はできなかったに違いありません。
 

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