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チャリティーに向けて施設めぐり 1 [アクティビティ]

 11月13日(日)に行われる日本人会婦人部主催のさくらチャリティーフェスティバル。その収益金贈呈先の福祉施設団体の視察を3日連続で訪問することにしました。毎年ドネーション・セレモニーの場だけで福祉団体代表の方とお会いしてるだけですが、実際にその現場を訪れるのは初めて。

 今日は、その第一日目。いつも訪れている[ゴルフ]ブキット・ジャンブル・カントリー・クラブの裏手を更に[車(セダン)]
5分程走った草地の先にそれはありました。

 Relau RUMAH CHARIS。NPO団体による高齢者養護施設。

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1995年にマダム・ウォンがこの土地を提供し、テオ牧師によって創設されたキリスト教団体による施設。元々ごみ捨て場だった土地をきれいにならし、1998年10月に営業開始。95%を企業や宗教団体による
寄付金で運営してるそうです。ここは、路上生活者や身寄りのない高齢者、貧困のため家族が養護困難という60才以上の方が対象。[病院]や牧師さんの紹介を通して入居してくるそうです。

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 事務所や居住施設に貨物コンテナを利用した施設。

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 思った以上に清潔で貨物コンテナの内装もきれいです。・・・でも、暑いだろうな。
 施設の職員も、老人の健康にコンテナという環境は決してよくないことは承知だそうですが、寄付金で運営されているこの施設では、これが精一杯の現状。ただバリク・プラウにノアの箱舟を模ったホームを建設中で、かなり資金繰りが大変なようですが、キャビン式のお部屋で今よりは好環境になるそうです。

 毎年チャリティーフェスティバルの収益金の寄付先は一覧表で目にしていましたが、実際にどんな場所に寄付されているか全然知らなかったし、実際に足を運んで、自分の目で見ることができた貴重な社会経験でした。何より個人では中々知る由もない中、このようなコーディネイトをしてくださった方に感謝申し上げます。日本人でローカルのこういった社会福祉施設をよく知ってらっしゃり、すごい人だと思いました。
 こういった視察を通して、チャリティーの本来の目的を再認識できだし、心構えも今までとは全然違ってきました。これで第一弾は終了!明日からも、まだまだ続きます。

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 Relau Rumah Charis
 Lot 29, Mukim 10, Relau 11900 Bayan Lepas, Penang
 Tel: 04-6432-8689 Fax: 04-641-1219
 URL http://www.rumahcharis.org.my
  

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