ぺなんの公共交通

　ペナンはとーっても車社会です。車が無いと、とーっても不便

　日本でまったく運転したことのないまぃまぃかぶりでしたが、ペナンに来る前、夫のすすめで
自動車教習所のペーパードライバーコースにせっせと通っておりました。

　とは言え夫もあまり運転は慣れていないので、日常のショッピング等は徒歩圏内で行けるような場所に
住むことにしたのですが、それでもやはり車が無いと、とっても不便な世の中なのです

　何しろ公共交通が充実しておらず、当然、地下鉄はありません。 バスも一応走っているのですが、
時刻表など無く、みなさん、のんびり気長～に待っております。30分くらい来ないのはフツーのようですが、
マレーシアの方たちは全然お構いなし！とーってもスロ～ライフなのです。。

　タクシーも流しのものはほとんどなく、タクシースタンドで捕まえます。ペナンのタクシーはメーターが
無いので事前交渉が必要になります。運転手さんが言ってくる金額は、だいたい妥当なのですが、時々
高くふっかけてくる人もいますので、その時には、マングリッシュ(マレーシアン・イングリッシュ)で

まぃまぃかぶり: “No la! Last time, RM10 la! (ダメ! 前乗った時はRM10だったよ!)”

運転手さん: “Never mind la! OK la! (しょうがない! いいよ!)”

と運転手さんが言ってくれる可能性もあります。この交渉に結構、気が滅入る日本人の方もいるようなので、
そーゆー方はやはり車の方が安心でしょう。

　公共交通事情が影響しているのか(?!)、ここ最近、ペナンの車の量が増えているようです。
道路を歩いていると、排気ガスムンムンで、かつて「東洋の真珠」と呼ばれていた美しいペナン島が
大気汚染に襲われるのも近々かもしれません 前、勤めていた会社の先輩に「ペナンなんて空気が
きれいで、いいわね～！」なんて言われたりして、わたしもすっかりその気になっていたのですが、
とんでもない、とんでもない。

　環境のためにも、もう少し公共交通機関が充実すれば、車と排気ガスの量が減り、空気もきれいに
保たれ、この美しいペナン島の自然破壊を未然に防げるし、住民も暮らしやすくなるのに･･･と思います。
この言動は、まぃまぃかぶりが運転が苦手だからという個人的理由が含まれている可能性は
十分にありますが･･･。