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プランバナン寺院 [ボロブドゥール]

 翌日はもう一つの世界遺産ブランパナン寺院観光へ。ラマダン(断食)が明けたため、真新しい民族衣装に身を包んだモスリムの人たちが家族数名で一台のバイクに乗り、挨拶回りで道路は大渋滞しておりました。
 まずは、サンビ・サリ寺院に。

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野菜畑を耕していたら、遺跡らしい石が発掘され、6m下の土中にこのような寺院が埋まっていたそうです。厚い火山灰に覆われ1000年以上経過し、その上で現在、人々が家を建て日常生活を送っていますが、この辺りを掘ったら、まだまだ遺跡群を発見できるかもしれません。。。入場料は20円程。周囲は牧歌的な農村。

 そしてハリラヤ渋滞の中、向かうはプランバナン寺院へ[車(RV)]幹線道路沿いに佇むその寺院は威風堂々とした風格です。こちらも外国人専用の綺麗なレセプションでサロンを腰に巻いてもらった後、観光に出発。

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 カンボジアのアンコールワットはインド神話の乳海撹拌やアプサラス(天女像)をテーマとした装飾的なレリーフで彩られた華麗な寺院だったにもかかわらず、ブランパナンは破壊王シヴァ神を中心とした荒っぽい男性的な雰囲気。

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 寺院内にはシヴァ神の乗り物ナンディが祭られています。美しい曲線が優雅。

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 別名ロロ・ジョングラン寺院と言われるプランバナンは全部で6塔あり、全て石の彫刻が施され、ヒンズー美術の粋を極めた重厚で荘厳な世界。そしてなんとも宇宙的[モバQ]ラッフルズ卿がボロブドゥールに興味を持ったのも、このロロ・ジョグラン寺院発見に発端があったというのも頷けます。

 この後は公園内を走るトラムに乗ってセウ寺院へ移動[電車]

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ヒンズー教寺院プランバナンを囲む遺跡群の寺は、なぜか仏教寺院ばかりでセウ寺院もその一つ。瓦礫の中に佇む「千の寺院」と言われるセウ寺院は尖塔の形が、な~んとなくヒンズー教っぽい感じがする。

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でも中に入ってみると仏像の台座があったりと仏教チック。

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 この時代は色んな宗教が共存しあって上手くやっていたのでしょうか?解明されていないミステリアスなことがたくさんあって想像力が膨らむのですが、前日と同じ日本語ガイドさんのお陰で楽しく見学することができました。

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