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タイプーサム [ペナン観光]

 インド系のお祭り「タイプーサム」が昨夜から始まったこともあり、ペナンの道路は遠くからの見物客の
[バス]観光バスや[車(セダン)]車で大混雑しており、ダンナも昨夜は半島側から帰ってくるのに渋滞に巻き込まれ
たいへんそうデシタ。

 今日もダンナは[ゴルフ]ゴルフということで、ワタクシ一人Jalan Utamaまで歩いてタイプーサム見物に[くつ]やはり会場付近に近づいてくると道路はほとんど通行止め。警察官が50m置き位に立って迂回誘導しております。いつもは[車(セダン)]車でビュン[ダッシュ(走り出すさま)]と通り抜けるビバリーヒルズのような豪邸が並ぶ道を通り抜けると、インド風の[るんるん]大音響が鳴り響いてきます!

 ワクワク、ドキドキ[揺れるハート]いつものJalan Utamaに出ると、えっ!ここはボンベイ??

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色とりどりの美しいサリーを着飾ったインド人の人でいっぱい!まるでインドに舞い込んだかのよう!
沿道では無料で、お持ち帰りできるようパックに入ったカレーや、ちゃんと袋に入ったデニッシュ、
飲み物などを配っておりました[るんるん]
 
 通りのパレードでは、お供え物のミルクの入った桶を頭にのせて歩いていく集団が通り抜けると、今度はガヴァディという鳥かごのようなものをかぶった行者が通り抜けていきます。

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皆さん、昨夜の12時頃、インド人街にある寺院を出発して、夜通しペナン中を練り歩いているのですが、
中には、肩で息をして朦朧としながら歩いていくかなりお疲れの行者の方もいらっしゃいました。。
大丈夫なのかしら??何しろこのお祭りの前に1ヶ月程、菜食主義を行った後、断食とかしているらしい
ので・・・。

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 このタイプーサムというインド系のお祭り。本場インドでは現在、安全上、禁止されているようようですが、マレーシアやシンガポールでは、まだ行われております。しかもペナンのお祭りはアジアでは最大規模だとか。そのせいか、アジア中のインド系の方がわざわざツアーを組んで見学に来るそう。

 タイプーサムとはタミール暦の満月の時に行われるもので、ムルガンというヒンズー教の神様が
生誕した日であるとか。このお話し、ヒンズー教の神話をちゃんと読んでいないので、すごく理解するのに
時間がかかったのですが・・・おそらく、こーゆーこと??昔むかし、アシュラとディヴァスという神様が戦っていてアシュラという悪い神様の攻撃が強くなり、ディヴァスという善の神様が負けそうになった時、
ディヴァスは破壊の神であるシヴァ神に助けを求めて懇願します。すると、シヴァ神はムルガンという
強い戦士を創り出します。そしてムルガンが悪から善を守ることができました・・・おしまい。

 そのムルガンという神様のお顔が、どのガヴァディにも飾ってあります。そういえば昨日なんとなく
つけていた[TV]インドチャンネルでも、このお顔の人が出ていたような。あの歌はムルガンという神様を
褒め称えていた歌だったんだぁ。

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 やはり意を決して見に来て良かった[わーい(嬉しい顔)] いろいろ話しで聞くほど、過激なお祭りではないと思いました。

 タイプーサム前夜のウォーターフォール付近のライトアップが[ぴかぴか(新しい)]最高に美しいのでおススメ!
とコンドミニアムのインド系の守衛さんが言っていたので、来年は是非こちらも行ってみたいですね!

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Tropical Spice Garden [ペナン観光]

 4連休の最終日くらいはペナン観光をしようということになり、テロッ・パハンにあるトロピカル・スパイス・
ガーデンへ[車(セダン)]ペナンを代表する高級リゾートホテル、ラサ・サヤンをさらに超えたところに、その目的地は
あります。車窓から眺める海がミルキー・ブルーでキレイ[ぴかぴか(新しい)]テロッ・バハンまで来ると、自然豊かな
田舎っぽい雰囲気になり漁村まであるんですヨ。

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 トロピカル・スパイス・ガーデンに到着!なんだか道路に面して、いきなり入口があるのでビックリです!
残念ながら専用の駐車場が無いので路上に駐車することにしました。

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 入場料、大人RM14也。入口で蚊除けスプレーをしてくれました。
 中に入ると、熱帯雨林の密林がうっそうと茂り、まるでエステティックサロンに入ったかのような、いろんな
スパイスの香りで満ちています。なんだかこの香りに包まれているだけで癒される~[かわいい]そして公園内は
とってもすずしい~。

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 散策コースは「スパイス・トレイル」「ジャングル・トレイル」、「オーナメント・トレイル」の3種類のコースがあり
どれも約30分程で回れます。ワタシたちは「スパイス・トレイル」を選択。スパイスの木々の中をくぐり
なんともいえないアロマティックな香りが、どこからともなく漂ってきます。

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 そして、時には野生のおサルさんが頭上を横切ったりして、なんだかジャングル散策をしているかのよう。

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 途中、スパイス博物館の小さな小屋があり、ペナンが1800年代にヨーロッパと香辛料の交易で栄えた
話や、当時、ナツメグやクローバーの香辛料の木を更に植えて発展していったことなどパネル形式で
説明しておりました。ヨーロッパ諸国が香辛料獲得にすごいエネルギーを使っていた様子がよくわかります。

 そして、お昼は公園内にある「スパイス・カフェ」へ。公園の高台に位置し、テラス席からはテロッ・バハンの
美しい海が視界いっぱいに広がり最高の眺め[リゾート]森に囲まれ自然豊かなムードが最高です。

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ランチにはリングイネとスパイスコーヒーを[喫茶店]香辛料のピリピリ感が意外とコーヒーとマッチし、コーヒー版
チャイといった感じです。

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 そして、食後はカフェに隣接するお土産品売り場へ。今まで行ったペナン観光地の中で一番面白いかもと
思うくらい、様々な香辛料を素敵なパッケージに入って売られており、料理好きの人にはたまらないかも
しれません。日本で買うことを考えると、かなりお安いと思うので、お土産にもいいかもしれませんネ。

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 高台から下って出口に向かっていく途中、巨木に吊るされている巨大ブランコを発見[exclamation×2]もう子どもに戻ったかのように遊んでしまいましたヨ。上を見上げると、密林から降り注ぐ柔らかな木漏れ日[晴れ]が気持ちい~[ぴかぴか(新しい)]

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 トロピカル・スパイス・ガーデン
 Long Crag Villa, Lot 595 Mukim 2 JL Teluk Bahang
 11100 Penang
 Tel: 04-881-1797
 URL http://www.tropicalspicegarden.com
 営業時間: 9:00~18:00 (入館は17:30まで)
 定休日: 年中無休

旧孫中山本拠地 [ペナン観光]

 昨日は夫とワタクシ一日中おなかの調子が悪くフラフラ[ふらふら]の状態でした。おそらく前日に朝食→ホーカー→ハイティー→スティーム・ボートと食べすぎだったからなのか、それともスティームボートの時の辛味が原因だったのか・・・??ペナンに来て初めておなかを壊してしまったのですが、いろいろ観光とかしたかったであろう妹には迷惑かけマシタ。ゴメンナサイ。でもおなか痛いのにE&Oホテル[喫茶店]ハイティーにはしっ~かりおつきあいさせていただきましたヨ[ハートたち(複数ハート)]

 さて、今朝、起床すると、いつもの体調に回復しており、今日はペナンヒル登るぞ[パンチ]と意気込んでいたのですが阿媽さん情報によると、ペナンヒルのケーブル・カーは今日からしばらくの間、運休に入るとのこと[もうやだ~(悲しい顔)]あー、昨日行ってれば~[もうやだ~(悲しい顔)]何しろ今年で82歳になるこのレイルウェイ、アップグレードに入るそうです。(フリーペーパー IN PENANG情報)新しくなったケーブルカーの完成は今年7月頃とのこと。今まで60人乗りだったのが80人乗りになりエアコン完備だそうです。また景観を楽しんでもらえるよう屋根をガラス張りにするそう[遊園地]新型車を期待しましょう!とは言え、82歳になるケーブルカーも乗っておきたかったな~。完成までの間はボタニカル・ガーデンよりジープに乗って登頂できるそうデス[車(RV)]なんだか味気ないですよね~。

 さて、そこで行く先を変更し、ジョージタウンのクーコンシーと「旧孫中山本拠地」に行くことに[車(セダン)]
孫中山こと孫文は、中国が清朝から民主化していく時に活躍した人で、台湾では国父と呼ばれており日本にいたことは有名ですが、まさかペナンにも潜伏していた期間があるとは知りませんでした。
何をかくそうワタクシ大学では中国語を専攻しており中でも近現代の文学をテーマに学んでいた(??)せいか、この手の話、興味たっぷりで、あれ、なに?このワクワク、ドキドキのトキメキ感[揺れるハート]

 その場所はクーコンシー近くギャラリーやお洒落なカフェが並ぶアルメニアン・ストリート沿いにありマス。

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 SUN YAT SEN PENANG BASE
 120 Armenian Street 10200 Penang
 Tel: 04-262-0123
 URL http://www.lestariheritage.net
 E-mail: sunyatsenpenang@gmail.com

 最初、格子のシャッターが閉まっているので、アレレ、お休み??と思って覗いたら中からオネーサンが現れ戸を開けてくれました。

 まずは、日本でも昨秋にロードショーされていた「孫文」の映画の要約されたものを5分ほど鑑賞した後、見学のスタート。オネーサンによる簡単なガイドあり。要点を絞って、まとまりよく説明してくれるので、非常にわかりやすいデス。

 内部は日本の一流インテリア雑誌「ELLE DECO」の表紙を飾るほどの素敵な内装[ぴかぴか(新しい)]

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 ペナン潜伏活動中に住んでいた場所だそうです。
 
 帰りに、ちょうどペナン引越最中で見ることができなかった「孫文」の映画のDVDをRM20で買いました。主演のウィンストン・チャオは日本でロングランのヒットとなった「宗家の三姉妹」の作品でも孫文役を熱演。はまり役なのでしょうか?

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町のビデオ屋で探しても売っていなかったので[映画]ようやく手に入れることができてよかったです。
でもコレ日本語訳がないんデスよ~[もうやだ~(悲しい顔)]字幕は英語/中国語のみ。俳優さんが、かなりキレイなマンダリンを話していたので、中国語の勉強になるかもしれません(?!)興味ある内容なので、なんだか楽しく見れそうデス[わーい(嬉しい顔)]

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