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ナツメグ・ファームへ [ペナン観光]

 東インド会社繁栄の時代、ペナンを拠点にナツメグを中心とした香辛料の貿易で巨万の富を成し得たことをTropical Spice Gardenの博物館で紹介されていましたが、そのナツメグ畑も当時に比べかなり少なくなったそう。とは言え今でもペナンはナツメグの産地。
 IWAでナツメグ・ファーム行きのツアーを催行するということで参加してみました[バス]朝9:00にIWAオフィスに集合しヴァンに分乗してペナン島西南にあるバリク・プラウへ出発~。
 テロッ・バハンのバタフライ・ファームやダムを過ぎると、同じペナン島とは思えない程の鬱蒼とした熱帯雨林に変わり、道路脇では至る所、旬のドリアンが売られています。

 初めて見るナツメグの木。こ~んな風になっているんだぁ。

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ナツメグの木は銀杏のように雌雄異株で、真ん丸い果実をつけます。この果実が、更に男の子と女の子に別れています。雄はシワシワで十字の割れ目が入っており種子も数個入っていて、雌はサイズが若干小さく縦に亀裂が入り種子は1個のみ。この果肉を割ると中に真っ赤な実が[exclamation]

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これが香辛料になるナツメグの実。乾燥させてパウダーにして、香辛料や紅茶、またナツメグ・オイルになったりするそう。果肉もナツメグ・ジャムや、ペナンではよく飲まれるナツメグ・ジュースの素となるそうです。ハンバーグを作る時にスパイスとして使ったことしかないのですが、果肉から種子までこ~んなにも無駄なく色んな用途があるのには驚きました。またナツメグは咳止めや下痢止め、胃腸薬や消化不良にも効果があるそう。とは言え過剰摂取は厳禁[exclamation]

 ウェルカム・ドリンクでいただいた生のナツメグの果肉を漬けて作った手作りジュースは絶品でした[かわいい]

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 敷地内には売店があり、ナツメグ・ジュースの素やジャムなども買えます。ココで味見させてもらった手作りのバナナ・チップが激旨っ!だったので1袋(RM3-)と、水で割って飲む濃縮ナツメグ・ジュースを購入しました。これらのナツメグ製品は毎月第4日曜日のペナン・ストリート・マーケットと、ストレーツ・キーでは第1土日曜日に行われるウィークエンド・マーケットと第4土日曜日のフリー・マーケットで販売されているそうです。
あと蛇寺にもストールがあるそう[揺れるハート]

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このバナナ・チップは超美味しかったので、もっと買っておけば良かったヮ~。アッという間に一人で完食。
甘くてカロリー高そ~な食べ物。[家]から遠すぎてコレを購入する為だけにドライブするのは・・・[あせあせ(飛び散る汗)]今度マーケットで再会できたら絶対に大量買いしちゃいソー。

 志民公司香蕉酥廠
 KILANG KEREPEK PISANG SYKT. CHEE BIN
 Tel: 866-8394

 敷地内には一族のお寺が祀られています。

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周辺にはドラゴン・フルーツやパパイヤ等のフルーツがたわわに実っていてフルーツ・パラダイス。

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この後はヴァンに乗って島南端にあるタイ・レストランに移動で~す[バス]

 Ghee Hup Enterprise
 義合企業
 202A MK3, Sungai Penang
 Balik Pulau 11010 Penang
 Tel/Fax: 866-8426

タグ:IWA

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