吉野棚お披露目会..☆~

　吉野棚が来ました☆今日は、そのお披露目会です。



右側に丸窓、夏なので左側は芦簾を使用して涼やかに。冬はコレが障子に変わります。うっ、穴あけそうこの棚を置くだけで、和の世界観を十分醸し出しています。

　しかしっ、これ組み立てるのタイヘンだったんデスペナンの強烈な湿気のせいで木が膨張してるのか・・・上手くはまらないのだ～なんだか力いっぱいはめると折れそうなので、今日は、こんなところで
止めておきました。実は少し棚上が浮いてます。ワタクシ本日はコレで薄茶点前をさせていただきマシタょ。うふ

　吉野棚について、ちょ～っと調べてみると・・・、名前の由来は吉野太夫という遊女の名から取ったそうです。遊女だとはコレまた意外でビ～ックリ！・・・小梅太夫なら知ってますけど・・・名妓吉野太夫は和歌や華道、茶道、香道などに秀でた才色兼備の遊女だったそうです。その容貌は絶世の美女であるばかりか、その人柄はまた人を惹き付けてやまなかったとか。遊女とは言っても、非常に文化度の高い教養溢れる方だったんですね。その名前が茶道具として今も残っているなんて、すごい人だなぁ。

　そして、今日のお菓子は開運堂の真味糖でした



一見ヌガーのように見えますが、和三盆糖のふんわりとろけるような甘みと、くるみの歯ごたえが絶妙。
と～っても上品なお味で美味しい～



日本各地の名店のお菓子を楽しめるのも、お茶の楽しみの一つでありまする