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IKEBANA Demo. [アクティビティ]

 2ヶ月程前、IWAのFlower Groupから、いけばな教室をしたいとリクエストがあり、茶道でご一緒している先生が華道の先生でもあるので、打ち合わせをご一緒させていただきました。早いもので、もう今日はその「IKEBANA Demonstration」の日。朝早くに近所の華道の先生を自宅まで[車(セダン)]お迎え。荷物の搬入をした後、IWAオフィス入りしました。今日はワタクシ、かばん持ち&お手伝いでガンバリまっす。

 今回はIKEBANAがテーマということもあってか、いつになく、たくさんの応募があり、長~いウェイティングが出来てしまう程の大盛況。IWA入会時のウェルカム・パーティーなどで、「ねぇ、IKEBANAできる?教えて、教えて!」と、日本人なら誰でもできると思っているのか、よく聞かれたものでした。もちろんワタクシはいつも「できないっ!」の回答。日本人以上に美しい日本文化をよく理解し関心を持ってくれている外国人たちに本当、驚かされました。何より「イケバナ」という単語を知っているということが、まずビックリです。

 オフィス入りした後は早速、教室の準備。テーブルの配置をしたり、花材をテーブルに並べたり[かわいい]
けっこう楽しい[るんるん]

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 時間どおりにメンバーも集まり、スタートです。まずは先生のデモンストレーションから。

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枝の使い方や配置など、西洋のフラワーアレンジメントとはまったく違ったいけ方を、とても真剣なまなざしで熱心に見入っております。ペナンでも手に入るユーカリの葉や百合、トルコキキョウといった洋風の花を使いながら、手毬菊を中央に用いるだけでググッと和風~[るんるん]に仕上がるのはコレまた不思議。先生の英語によるトークも引き込まれてしまい飽きさせません。すごいなぁー。途中、メンバーがあれこれワタクシにまで聞いてくるのですが、え~、わかんないよ~。

 40分程で皆さん完成!はっ、はやいっ!

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 和スタイルのお花のできに大満足の様子。「また是非こういった企画して~」とか、「来月の日本人会の桜チャリティーバザーの華道のデモンストレーション見に行きたいわ~、詳しく教えて~」とか興味は尽きない様子。

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 中には草月流のパンフレットを見ながら「本格的に草月流やりたいんですけど・・・」と熱心に先生に尋ねに行く姿も見られました。外国人の方が日本人以上に日本の伝統美に対する造詣が深く、海外にいると、いつも外国人から気づかされるのでありマス[あせあせ(飛び散る汗)]

 とは言え、こういったイベントができるのも、このようにボランティアで協力してくださる先生がいてくださるお陰なんです。
お花の場合、前日の夜中や、当日の早朝に卸売業者にお花の仕入れに行ったり、材料などの下準備がと~っても大変[exclamation×2]ましてマレーシアの場合、依頼していたものが当日未入荷なんて当たり前なんですから。



 マレーシアのペナン島で、いろんな国籍の女性に日本文化を紹介できる機会があるなんて夢にも思っていませんでした。参加者がとても日本の美をリスペクトし深く理解してくださるのは、とても嬉しい限りです。

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