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Streets of George Town Penang [生活]

 先月、訪れた旧孫中山本拠地で販売していた[本]本を町の本屋さんで見つけたので買ってみました。
コレが結構おもしろいんデス[exclamation×2]

STREETS OF GEORGETOWN PENANG by Khoo Su Nin
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この本は世界遺産ペナンの町を「ストリート」ごとに紹介しているという、ちょっと今までにないような視点から書かれている作品。例えばJalan Burmahという通りの昔の様子や、人々の生活、その道沿いに建ち並ぶ建造物の歴史などが書かれていたりしています。いつも車で通り過ぎている[家]家の中から木が生えている廃屋が実は19世紀のアラブの大富豪の大邸宅だったりとか、現存するポルトガル系のカトリック教会はGurney周辺に多く住むユーラシアンたちのために19世紀初頭に建てたれたとか、身近な風景が歴史とともに紹介されていて、おもしろい[わーい(嬉しい顔)]






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 作者は、世界遺産クーコンシーの子孫の一女性。アメリカの大学で建築学を学んだ建築家でありながら、編集の仕事にも多く携わっているとのこと。また旧孫中山本拠地のオーナーでもあります。

 歴史あるペナンの町をストリートといった切り口から説明している点が、なんとも斬新でユニーク[ひらめき]
とても馴染み深いスーッと通り過ぎている場所も実は過の昔すごい偉人たちも通り過ぎていたんだという
ことが、この本を読んでいるとわかります。なんだか植民地時代や、中国から渡来してきた華人たちの
様子とかが目に浮かぶようにわかる感じ。

 なかの文章も簡易な英語で書かれているため、多分、中学生くらいのマレーシアの子供たちにも読んで
もらえるように作ったのでしょう。

 最初のページから読むのではなく、目次を見て興味のある通りや、いつも通っている道などから読んで
いってもおもしろいかもしれません。

 以下は、リノベーション前のレストラン サフォークハウスです。お化け屋敷状態だったんですね[モバQ]

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 ペナンも世界遺産地区に認定されたので、今現在ボロボロで町に放置されたままの歴史的建造物も
保護しながら、少しずつ修復していくそうです。一から建てるより、なんともばかにならない修復費用が
かかりそうですが、この長い歴史を静かに見守っていた建物たちが少しずつ復活していくことがまた楽しみ
ですネ[るんるん]

[ぴかぴか(新しい)]その他関連リンク[ぴかぴか(新しい)]
 http://www.arecabooks.com
 http://www.lestariheritage.net

タグ: 読書

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