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科学系の本 [生活]

 読書の秋です。ペナンは毎日うだるような暑さですが、日本は日に日に寒さが厳しくなっているようですね。
サムいのが好きなまぃまぃかぶりにとっては、うらやましい限りです。

 こちらでの主婦生活、だいぶ慣れてきました。なんというか一日の使い方というか、リズム[るんるん]
つかめてきた感じデス。

 その生活リズムで欠かせないものの中に[本]読書がありマス。
とは言っても、勉強のために読むのではなく、楽しみで読んでいるので、もっぱら文学や小説が中心。

 ペナンに来る前に大きなダンボールにいっぱい本を買って[船]持ってきたのですが、
この本を順番に読んでいくのは、いと楽し。本って大量に買うと出費がバカにならないのですが、
そんな時、高校時代の数学の先生が本を1万5千円分程、プレゼントしてくれたのでした[わーい(嬉しい顔)]
しかし、ジャンルはと言うと、わたしが絶対に(!!)手にしないような、科学系の本や、社会学等の
難しいものばかり[がく~(落胆した顔)]

 最近、読み終わった1冊。「ハチはなぜ大量死したか」。

本_ハチ.JPG

日本でもハチが足りないとかでニュースになったりしていたと思いますが、この表紙を見た瞬間、拒絶反応!
でも、OAZO内の丸善で山積みになっているこの本を、丸の内のOLたちがバンバン買って行くのを
目の当たりにし、なんて知的なんだろう・・・って思って見ていたものでした。(ちなみにワタクシ日本橋のOL)

 この本、最初の数ページ程は、翻訳本なので作家のアメリカン・ジョークの乗りについていくのに
腰がひけておりましたが、「話を聞かない男、地図が読めない女」のような軽快なテンポに
だんだん慣れてくると、どんどん引き込まれて読んでいけます。

 アメリカのすっごいスケールの大きな農業を通して(日本とぜんぜん桁違い!!)、ハチのことのみならず
農法についてや、有機野菜のこと、肥料のこと、生態系のことなど、ユーモアたっぷりの語り口調で
主婦にとっては切っても切れないお野菜との生活、すごーい勉強になります。面白かったー。
農業の工業化・商業化の発展の為に、人間の力で自然の力に逆らうと、環境破壊になったり
農業の現場でタイヘンなことが起こってしまうことがよくわかりました。すごいジレンマだー。

 文系頭のまぃまぃかぶりでも、意外なことに楽しくアッいう間に読めたのもよかった・・・。
時々、子どもの頃、アニメで見た「みつばしマーヤの冒険」のシーンがよみがえったりして、あの子ども向け
アニメ、結構よくできている~[かわいい]

 でも、雄のハチさんって、すごいかわいそー[ふらふら]

 そして、今、福岡伸一の「動的平衡」を読んでマス。これも簡単そうに書いてありスラスラ読めるけれど
立ち止まるとかなりムズカシー内容。でも、面白くてもう読み終わりそうです。

 たまには、こーいった普段、自ら手にとらない本を読むと、いつも使わない脳細胞、もとぃ!!
脳の筋肉(?!)を使うので、ボケ防止になるかもしれません??
脳の筋肉痛、知恵熱になりそーデス、センセイ[どんっ(衝撃)]


ハチはなぜ大量死したのか

ハチはなぜ大量死したのか

  • 作者: ローワン・ジェイコブセン
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/01/27
  • メディア: 単行本



動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

  • 作者: 福岡伸一
  • 出版社/メーカー: 木楽舎
  • 発売日: 2009/02/17
  • メディア: 単行本



タグ:読書

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